連載コラムこころの点描


「自分」とは何か考えたことがありますか?

普段はあまり「自分」について考えることはないと思います。あまりに日常的すぎて、意識に改めて上ることが少ないからなのでしょうか。丁度「病気」になって初めて「健康」について考えるとか、「空気」のような存在であった配偶者が数日間旅行に出掛けたときに感じる欠損感みたいなものでしょうか。

私たちは言葉(=記号)によって思考することに慣らされているので、「自分(=自己)」についても言葉で考えようとします。しかし、そもそもその言葉すら誰かに教えられたものです。

自分ではない誰かに教えてもらった言葉で自分のことを考えているんですよね。ですから自己意識といってもそれは他者(からの)意識と変わらないのでは?

また言葉(=記号)では表しきれない「自己」があることを私たちは直観的に、かつ確信的に信じていますよね。

あ~、わからなくなってきました!
あなたも探ってみませんか?


2018.6.1掲載 / 連載