連載コラムこころの点描


「恵みの雨」と「恨みの雨」

田植えには「恵みの雨」が必要ですが、ことしのような豪雨になると同じ雨でも「恨みの雨」になってしまいます。

自己中(自己中心性ということか)はあまり評価されないのですが、「立ち位置」ということばは比較的好意的に使われます。しかし結局後者も、自己中心性を超えられません。

また、『俺の気持ちなんか分かってたまるか』と私たちはよく思ったり、言ったりします。『そう、分かりませんよ。』それにもかかわらず、その人を分かろうとする真剣な関わりは実を結びます。「他人」だからできます。

私たちは、閉塞状況を他者によって新しい道に導かれることが多いのです。


2018.11.6掲載 / 連載