メンタルヘルス対策のポイント


自己診断と相談相手の確保が重要

今まで何もしてこなかったかもしれないあなた。しかし、決して遅くはありません。今からでもセルフケアに取り組むことができます。これからは「自分の体やこころ」は自分で面倒をみよう。そういう意識を持つことはとても重要です。具体的には2つのことから始めてみましょう。

  1. 「自己診断」してみましょう。睡眠時間は十分取れているか。なかなか寝付けない夜が続いていないか。未明に突然目が覚めないか。食べ物を美味しいと感じているか。栄養のバランスを考えているか。仕事をしていて楽しいと感じるか。家庭にいるとリラックスできるか。出勤時に「今日もがんばるぞ」という気持ちになっているか。会社に行こうとすると腹痛が起きないか。学校のクラスメートの顔が浮かぶと登校したくなくなるといったことはないか。学校は楽しいか。そうした日常のリアルなことを自己検証してみましょう。正直なところ、本人以外に正確に把握することはできないのです。
  2. 職場で、あるいは学校で、相談できる人を作りましょう。コミュニケーションを構築することが孤立無援の精神的陥穽から脱却する縄梯子になるのです。役職を超えて親身になって相談に応じてくれる上司や先輩。いつでもいくらでも愚痴を聞いてくれる同僚。信頼できる産業医。担任でないのに話に耳を傾けてくれる教諭。うわべだけでなく真剣に向き合ってくれる親友。「そんな人がいれば苦労はしない」と投げてはいけません。人は基本的にはコミュニケーションの動物です。とっつきにくそうな上司もこちらが真剣になれば向き合ってくれます。そういう人もきっといます。

こころの病になった時に、「誰もわかってくれない」「どうして自分だけこんなに苦しまなければいけないのか」「しょせん他人は当てにならない」という負の思考に陥ることは避けなければなりません。このセンテンスの冒頭に「相談できる人を作りましょう」と書きました。そうです。作らなければならないのです。そういう努力が必要なのです。じっと待っているだけで、空から都合よく相談できる人が降りてくるわけがありません。甘えの構造を自ら打破する勇気も、時として必要になります。こころの病の専門医は、常にそのサポーターであり続けます。

LOTUSでは、このホームページ上に掲載している事例紹介や考え方に基づき、「こころの病を発症しないためには、どうすればよいのか」「従業員がうつ病などにならないようにするには、どのような人事政策や労務管理が求められるのか」「従業員がやりがいや達成感を感じられる職場を作り、こころの病に悩まされる従業員が発生しない会社にするにはどうすればよいのか」といった具体的なテーマを設定し、対処療法よりも防衛策に力点を置いた研修会、および講演活動を行っております。お気軽にお問い合わせ下さい。


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小宮豊(心療内科・精神科医師、臨床心理士)

1949年生まれ。佐賀県佐賀市出身。両親の転勤で愛知県名古屋市に移る。1974年に名古屋大学理学部物理学科卒業後、奈良県立医科大学に入学し、1984年に卒業。同年、九州大学医学部心療内科教室に入局。1985年より済生会福岡病院(福岡市:内科)、久徳クリニック(名古屋市:内科、小児科、呼吸器科)、古賀病院(福岡県久留米市:内科、呼吸器科)、不知火病院(福岡県大牟田市:精神科、内科)などの勤務医を務める。1990年、精神医学をさらに深めるため、福岡大学医学部精神科教室の研究生となる。1991年、日本心身医学会の認定医となる。1993年、福岡臨床研究所を設立し、同年小宮クリニックを開院する。1996年、日本臨床心理士認定協会認定心理士を取得する。2001年より、福岡・久留米・北九州にてホームレス支援活動に加わり、無料診察を行う。2018年、保険診療に縛られない「こころの悩み相談室LOTUS(ロータス)」を開設。
カウンセラーのプロフィール