カウンセラー紹介

はじめまして。
心療内科医・精神科医、そして臨床心理士の小宮 豊(こみや ゆたか)です。
「えっ、どっちなの?」と思われるでしょうね。私は医師であり、臨床心理士です。二つの資格を持っているケースは珍しいのですが、それには理由があります。
医師は医師法に基づく医療行為ができますが、すべての精神的悩みを解決できるわけではありません。臨床心理士はカウンセリングで症状改善に寄与できますが、診断や投薬などの医療行為ができません。私はこれまで、医師として36年、臨床心理士として27年、心の悩みを抱える方に接してきました。心療内科医・精神科医という立場と、臨床心理士という立場。二つの視点、二つの専門知識、二つのアプローチ法。長年にわたる経験から、医師としての知識と経験を活かしてカウンセリングを行うことが、相談者の方のサポートに有効だという結論に至ったのです。
そこで2018年にカウンセリングルーム「こころの悩み相談室LOTUS(ロータス)」を開設しました。心理療法中心が良いのか、心理療法と服薬の併用が良いのか、服薬中心が効果的なのか。それは一人ひとり異なります。こころの病は他人に理解されづらく、それだけに本人は苦しいものです。一方で、こころの奥底に潜む根源的な要因に自分自身が向き合うことが必要な場合もあります。私は医師の経験と知識を生かし、臨床心理士として相談者の方の話に耳を傾け、その気持ちを尊重ながら一緒に悩みを解決していきます。
「人に知られたくない」「こんな精神状態になるはずがないのに……」「誰にも相談できない」――心の悩みは、一人で抱え込んではいけません。医師として、臨床心理士として、多くの方に接してきましたが、変わらぬ思いがあります。それは相談者に寄り添う気持ちを持ち続けることです。私は、あなたが「今日、カウンセリングを受けて良かった」と思ってもらえる時間にしたいと思っています。簡単なものから非常に困難なものあるかと思いますが、「解決の道」は一つではありません。
未来は開けています。
気軽にご連絡ください。
対応可能な心理療法
中心は精神分析的心理療法(クライン派)であるが、日本では施行不可能なため、 様々な療法を取り入れた「折衷療法」を行う。クライアントの年齢、環境、知的 能力も含む性格に合わせた療法です。(中学生以上が対象になります)
精神医療分野に関する経歴
- 1984年
- 奈良県立医科大学卒業(医籍280633)
九州大学医学部心療内科入局 - 1989年
- 大牟田市不知火病院(精神科·内科)
- 1993年
- 小宮クリニック開業(精神科·心療内科·内科)
日本心身医学会認定医(486号)
日本臨床心理士認定協会認定心理士(4329号) - 2009年
- 西南学院大学大学院神学研究科
牧会心理学(精神医療)非常勤講師(6年間) - 2016年
- オリブ山病院精神科勤務
- 2018年
- 保険診療にしばられない「こころの悩み相談室 LOTUS(ロータス)」を開設
カウンセリング方法
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ビデオ相談 | テレビ電話を使用したリモート相談 | ¥8,000 |
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電話相談 | 電話を使用したリモート相談 | ¥8,000 |
コラム「こころの点描」
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2021.01.04連載「ことば」から離れる
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2020.11.26連載「最後の荒野=フロンティア」は?
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2020.10.01連載私たちは、本当に「反省」しているのでしょうか?
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2020.08.18連載5秒間の逢瀬(おうせ)、そのあとは?
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2020.07.27連載「依存」について
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2020.06.22連載「子どもの貧困」という問題設定
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2020.04.20連載発達・成長のイメージ
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2020.03.30連載From A Distance(1990 Bette Midler) – God is watching us –
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2020.02.03連載家と庭
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2019.12.24連載淘汰されざる者
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2019.11.18連載少しの自己肯定感と生きがいと
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2019.10.04連載なくなってしまった「こころの遠近法」
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2019.08.30連載記憶(思い出)の選択性
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2019.07.10連載「川でおぼれているひとを見た」―対象喪失―
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2019.05.20連載歳をとるこころ
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2019.03.11連載「十界互具(じっかいごぐ)」―万華鏡のような私たちのこころ―
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2019.02.14連載仙人はなぜいつも山の中にいるのか
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2019.01.18連載魂のふるさと
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2018.12.10連載関心としての「愛」
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2018.11.06連載「恵みの雨」と「恨みの雨」
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2018.10.05連載くすり(薬)は「松葉づえ」
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2018.08.27連載「ことば」に絡みつくもの
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2018.07.10連載「自殺」と「他殺」
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2018.06.18連載饅頭(まんじゅう)理論
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2018.06.01連載「自分」とは何か考えたことがありますか?
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2018.05.18連載ひとの「こころ」は見えませんが…
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2018.05.08連載NBM(Narrative Based Medicine)
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2018.05.01連載「第一印象の誤り」(投影=色眼鏡ということ)
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2018.04.25連載「連鎖」と、それに対する「たら・れば」の意志
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2018.04.13連載対人恐怖のあるAさん
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2018.04.07連載Stigma(スティグマ)
コラム「こころの理解」
企業・団体向けの記事
メンタルヘルス対策とは
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2020.12.06読み物
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メンタルヘルス対策のポイント
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2020.12.05読み物一つの論理で突っ走る危険性
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2020.12.05読み物異論を言う勇気 異論を認める寛容さが組織を救う
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2020.12.05読み物自己の哲学を他人に押し付けない
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